猫図鑑!意外と知らない猫の基本的な体の特徴とは?

この記事は7分で読めます

猫図鑑!意外と知らない猫の基本的な体の特徴とは?

意外と知らない猫の体の特徴とは?


猫を飼っていたり、猫が好きでも「猫の体の基礎知識」を知る機会というのは意外と少ないです。

「猫のマズルって何?」「ポウとは?」ていうことを知らないことが普通です。

なので今回は「猫の体の特徴」などについて詳しくご説明させていただきます。

猫を飼うときや愛猫の特徴を知るときの参考にしてみてください。


猫の体型の特徴とは?


nc39t

猫の体型の特徴


猫の体型は骨格や筋肉の付き方などによって現在、大きく分けて6種類に分かれています。

6種類の中で一番スリムな体型をしている「オリエンタル」

nc39u

スレンダーで小柄な筋肉質体型で、四肢や首が長く細いしっぽも特徴的です。


ややスリム体型の「フォーリン」

nc39v

猫の中ではスレンダーで筋肉質な体型をしています。

カワイイというよりカッコいいタイプの体型です。


全体的に丸い印象の「コビー」

nc39w

四肢や胴が短くて重心が低いのが特徴です。

横幅があって筋肉質なのでどっしりとした体型になっています。


オリエンタルとコビーの中間体型「セミフォーリン」

nc39z

四肢が短くて少し小さいです。

「猫」と聞いて一番思い浮かべる体型がセミフォーリンではないでしょうか。


骨太な印象を受ける「セミコビー」

nc39z2

顔が大きくて、コビーに比べると四肢や胴が長いです。


他のタイプと比べて大柄な「ロング&サブスタンシャル」

nc39z3

大型で胴体が長く筋肉質です。

長毛種の寒い国にいる猫種に多い体型です。


SPONSORED LINK



猫の目の特徴とは?


nc39a


猫の目の特徴


猫は他の動物と比べると顔の大きさの割に目が大きいです。

大きな目をしていますが目はあまり良くないです。

(だいたい視力は0.3程度)

それと「赤」と「緑」の色を識別することができないです。

(赤と緑の色は黒っぽく見えると言われています)

そして夜行性の動物の多くに見られる縦長の瞳孔(どうこう)をしています。

nc39b


瞳孔は人間の3倍まで大きくなり、光の感度は6倍以上になるので少ない光でも見えるようになっています。

猫の瞳孔は明るさだけでなく「感情」によっても大きさが変化します。

(興味があったり興奮すると目の瞳孔が開くのです)

猫の目が暗い所で光るのは「タペタム」という反射層があるからです。

nc39c


そのタペタムは人よりも40%以上も効率よく光を集めることができます。

猫の目の色(虹彩の色)


猫の目の色は、大きく分けて

・カッパー(銅色)

・ヘーゼル(薄茶色)

・グリーン(緑色)

・ブルー(青色)

の4色に分かれてます。

そして、この他に突然変異や色の濃淡の違いなどで

・ゴールド(金色)

・イエロー(黄色)

・レッド(赤色)

・アンバー(琥珀色)

・オッドアイ(左右の色が違う)

などがあります。

そして生まれて間もない子猫は、虹彩に色素が沈着していないので目が青く見える場合があります。

これを「キトゥン・ブルー(子猫の青)」と呼んでいます。


猫の目の主な病気


猫は「目の病気」になりやすいです。

元々、目の角膜(かくまく)の感度がニブイのでゴミが入って汚れても気にならなかったり、気づけなかったりします。

あとは、まぶたの下の「瞬膜」にもトラブルが起きやすいです。

猫の目の病気は・・・

・結膜炎

・角膜炎

・ブドウ膜炎

・白内障

・緑内障

・角膜混濁症

などたくさんあるのです。

猫が目をよくこすっていたり、目ヤニや涙が出たり、いつもと目の色が違っていると感じたならすぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

ちなみに猫が目を合わせるのは「親しい相手だけ」です。

猫の世界のルールでは、目を合わせることはケンカを売っていることになってしまうので。


猫の耳の特徴とは?


nc39d


猫の耳の特徴


猫は五感の中で「聞く」チカラが一番優れています。

(人や犬より優れていて特に高音を聞き分ける能力が高いです)

耳を片方づつそれぞれ別の方向に動かして、違う方向の音を聞き分けることもできます。

暗い中でも獲物の動く音が分かるように発達されていて、芝生を歩くアリの足音さえも聞こえると言われています。

飼い主さんが帰ってきたときに玄関の前で待っているのも、足音や車の音で「帰ってきた」て分かるからなのです。

nc39e

猫には人や犬に聞こえない音(超音波)を聞くことができます。

誰にも聞こえない子猫が鳴く声を聞くこともできるのです。

そして、たまに聞こえていても聞こえないフリをすることもあります。(笑)

ただ、老化によって「難聴」になって本当に聞こえていない場合もあります。

それと、高音を聞き取る能力は高いのですが、低い音は聞き取りにくいです。

(猫が女性になつきやすいのは女性の声が男性と比べて高いからという説もあります)


猫の耳の主な病気


猫の耳の主な病気は・・・

・外耳炎

・中耳炎

・耳ダニ症

・耳血腫(じけっしゅ)

となっています。

ニオイの強い耳アカや耳ダレがある場合は、早めに動物病院で診てもらうようにしてください。


猫の鼻の特徴とは?


nc39f


猫の鼻の特徴


猫の鼻は人の数万~数十万倍の嗅覚を持っています。

嗅覚の性能は鼻粘膜の「嗅覚受容体」の数によって能力の高さが変わります。

嗅覚受容体は「人間が1000万個」で「猫が6500万個」あります。

(犬の中には2億個の嗅覚受容体を持っている犬種もいます)

なので、犬ほどではないですが猫の嗅覚は人間に比べるとはるかに高性能なのです。

猫の嗅覚は「食物の鮮度の確認」や「縄張りの確認」「獲物の探索」などに使われます。

それと猫はニオイから様々な情報を得ることができます。

猫同士で鼻をくっつけてニオイをかぎ合ったり、おしりのニオイをかぐのは、あいさつをしたり、お互いの情報を得る為です。

猫に指を出すとニオイをかぎにくるのもニオイで情報を得ようとするためです。

あなたが指を出して猫がニオイをかぎにくるのは、あなたに気を許している証拠でもあります。

nc39g

それと猫には好きなニオイがあります。

猫が好きなニオイは「ミント」や「マタタビ」のニオイです。

マタタビは少量であれば「ストレス解消」や「食欲増進」の効果があります。

ただ、マタタビをあげすぎると呼吸困難を引き起こす可能性があるので注意してください。


猫の鼻の主な病気


猫の鼻の主な病気は・・・

・鼻炎

・副鼻腔炎

・鼻血や鼻水

です。

鼻血が出た場合は、腫瘍の可能性がありますし、鼻水が大量に出た場合はウイルスの病気に感染している危険性があります。

ただの鼻血や鼻水だと思って放っておかずに病気の疑いあるならすぐに動物病院で受診するようにしてください。

あとは、人間にとっては害はなくても猫にとっては害になるニオイがあります。

植物由来のアロマは人間にとっては癒しやリラックス効果などをもたらしますが猫にとっては猛毒になる可能性があります。

それと、タバコの煙によって「リンパ腫」という悪性の腫瘍になる場合が多いです。

(実際に喫煙者と暮らす猫は非喫煙者と暮らす猫に比べて約3倍もリンパ腫の発症率が高いです)


猫の口の特徴とは?


nc39h


猫の口の特徴


猫の口元は「マズル」と呼ばれています。

マズルの形は猫の種類によって大きく違ってきます。

猫の「舌」には様々な特徴があります。

猫の舌は食事を味わうだけではなく「毛づくろい」や「水を飲む」ときにも役に立っています。

猫の舌には「糸状乳頭」と呼ばれるトゲのような突起物があって、毛づくろいの時にはクシのような役割をします。

猫は仲が良い猫同士だと自分がなめることのできない場所をお互いになめあって毛づくろいをします。

人間をなめるのも親愛の証です。

ただ、トゲのような突起物が下にあるのでザラザラとした感触になります。

あとは、水を飲むときに舌を使うのですが、舌の形をアルファベットの「J」の形にして、素早く口の中に水を入れています。

ただ、水をなめているだけではないのです。


猫の口(呼吸器系)の主な病気


猫の口(呼吸器系)の病気は・・・

・咽頭炎

・気管支炎

・肺炎

・気胸

・膿胸

などがあります。

「せき」をするようになったり、息づかい(呼吸)が荒くなった場合には病気になっている可能性があるので注意してください。


猫のひげの特徴


nc39j


猫の「ひげ」は目の上や前脚首の裏などにも生えていますが、猫のひげと聞いて思い浮かべるのは「頬(ほほ)」や「口元の周り」に生えているひげではないでしょうか。

猫のひげは、人間のひげと違って猫にとっては欠かせない大きな役割があります。

猫のひげは好感度抜群のセンサーになっていて0.1mm動くだけでも感じ取ることができます。

特に顔周りのひげは円を描くように生えていて、その円の大きさは猫が狭い場所でも通れるサイズになっています。

なので、狭い路地の障害だけでなく、森の中で危険なものがあれば、ひげで情報をキャッチしてよけることができるようにもなっているのです。


猫の脚と爪の特徴とは?


nc39k


猫の爪の特徴


猫の爪は指から自由に出し入れをすることができます。

そして、猫の爪は主に3つの役割があります。

その役割というのは・・・

・爪をといで「ストレス解消」

・爪をといで「身を守ったり獲物を捕まえやすくする」

・爪をといで「ニオイをつけてマーキング」

です。

爪とぎ自体は猫の習性なのでで辞めさせることはできません。

猫の爪は根元の方に神経が通っているので深く切り過ぎると大変危険です。

(まったく切らないことも老猫になると肉球に刺さる可能性があるので危険です)

爪は猫の習性であって、神経が通っていて深く切ることもできないので、家具などを傷つけて欲しくない場合には猫にとって魅力的な「爪とぎ器」を用意してあげたり、市販で売っている「爪とぎ防止シート」などを使って対策をとるようにしてください。


猫の脚の特徴


nc39l

猫は通常、前脚に5本、後脚に4本の指があります。

(猫の中には指の本数が多い「多指症」もいます)

猫は攻撃するときに噛む意外で前脚と後脚を使います。

前脚で攻撃することを通称「猫パンチ」と呼んでいます。

猫パンチは攻撃するときの最初の手段です。

少し離れた場所から距離をはかりながら攻撃します。

そして、後脚でケリケリしながら攻撃することを「猫キック」と呼んでいます。

猫の攻撃の中でもかなり攻撃力が高いです。

本気で猫が、猫キックをした場合には信じられないくらいのパワーを発揮します。

人に対しても狩りの練習として本気で猫キックをしてくることがあるので気をつけるようにしてください。


猫のしっぽの特徴とは?


nc39m


猫のしっぽの特徴


猫の「しっぽ」は「18~19個の骨」と「12本の筋肉」から出来ています。

その骨と筋肉によって様々な動作をすることができます。

しっぽの振り方でイライラしていることが分かったり、しっぽを立てることで「甘えたいんだな」て気持ちを理解することができます。

猫の感情を理解するにはしっぽの動きを見ることが一番早いです。

それ以外にもしっぽには役割があって、走るときや跳躍するとき、着地するときの「バランス」を保つことにも使われています。

親猫が自分のしっぽを使って子猫に狩りの練習をさせることもあります。


猫の被毛の特徴とは?


nc39n

猫の被毛の特徴


猫の被毛は大きく分けると・・・

・毛のほとんど無い「無毛種」

・毛が短い「短毛種」

・毛が長い「長毛種」

の3種類に分かれています。


猫の被毛のパターン(模様)の種類


猫の被毛は品種によって様々なパターン(模様)があります。

猫の被毛のベースカラーは5種類あって・・・

・ホワイト

(ホワイトのみ)

・ブラック

(ブラック、ブルー、ブルーキャラメル)

・チョコレート

(チョコレート、ライラック、ライラックキャラメル)

・シナモン

(シナモン、フォーン、フォーンキャラメル)

・レッド

(オレンジ、クリーム、アプリコット)

に分かれています。

その他に

赤系の色が被毛に広がった「トータスシェル(トーティ)」

(サビ猫とも言われています)

nc39o


被毛に様々な色の「縞(しま)模様」が入っている「タビー」

nc39p


耳や顔、四肢の先、しっぽだけが色の濃い「ポイントカラー」

nc39q


体の一部に白い被毛が入った「ホワイトスポット」

nc39r


ベースカラーにゴールドやシルバーの被毛が混ざった「ティッピング」

Exif_JPEG_PICTURE

などの色々なパターンがあります。


猫の被毛(皮膚)の主な病気


猫の皮膚の主な病気は・・・

・ノミアレルギー性皮膚炎

・ツメダニ症

・疥癬(かいせん)

・白癬(はくせん)

・クッシング症候群

・ネコざ瘡(そう)

・肉芽腫(にくがしゅ)

・尾腺炎(びせんえん)

などたくさんのものがあります。

猫が皮膚病にかかっている場合は、同じ場所ばかり何度もなめたり、脚でかいたりして「脱毛」する場合が多いです。

一か所だけ毛が無い場所があった場合には皮膚病を疑って早めに動物病院で受診するようにしてください。


さいごに


猫によって体の特徴は全然違います。

「子猫の小さい時だけを見て飼い始めたら思っていたよりもかなり大きくなった」なんてこともよくあることです。

そして、猫も人間と同じように様々な病気になります。

「たぶん大丈夫でしょ・・・」て安易に考えてしまうと、あとで取り返しのつかない病気になってしまうこともあります。

猫の体の特徴や病気について知ることは飼い主の責任の一つでもあります。

大切な愛猫の為に必要な知識を増やして、少しでも病気の危険性があるなら早めに動物病院で診てもらうようにしてください。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このブログについて

3d small people-loupe

こんにちは、ブログ管理者の「いさお」です。

猫に関する様々なお役立ち情報をご紹介させていただきます。
あなたが愛猫と、より良いコミュニケーションをとる時の参考にしてみてください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

猫の人気ブログランキング



いつも、ありがとうございます!

あなたが上の「肉球ボタン」をポチッと押してくれるおかげで、より多くの人に大切な猫の知識「ねこがく(猫学)」を知っていただけます。