猫の便秘!主な原因や解決方法とは?

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猫の便秘!主な原因や解決方法とは?

猫の便秘について


まず最初に知っておいてほしいのは・・・

猫は便秘になりやすい動物ということです。


特に高齢の猫になると便秘になりがちです。

オスよりもメスの方がなりやすく、老化によって腸の働きが悪くなっている場合が多いです。

そして、消化機能だけでなく筋力の衰えや、水分不足が原因になっていることもあります。

あとは、病気になっている可能性もあります。

これから猫の便秘について詳しくご説明させていただきますので、あなたの愛猫の便が出なくなっている時の参考にしてみてください。


猫の便秘の主な原因


猫の便秘の主な原因は・・・


・老化による消化器官の衰え

・水分不足

・ストレス

・かたよった食生活

・毛づくろいで溜まったお腹の毛玉が排便の障害となっている

・事故や病気による骨の変形によって便が通りにくくなっている

・肥満によって排便が困難になっている

・消化器系、泌尿器系、生殖器系の病気


・・・など様々な理由があります。

まず便秘になった時にしなければいけないことは動物病院で診てもらうことです。

トイレで排泄しようとしているのに出ない状態が2日以上続いた場合は何らかの病気になっている可能性があります。

その場合は、自己判断をせずにすぐに病院に行った方がいいです。


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健康な猫の排便の回数とは?


健康な猫の排便の回数は、食事と同じくらいの回数です。

人間と同じように猫も運動量が少なかったり、水分の摂取量が少ないと便秘になってしまいます。

猫は便秘になりやすいので食事の内容によっては1~2日ほど便が出ないことがあります

ただ、猫の便が出ない状態というのは病気の内容によっては、とても危険な場合があります。

便が出ない状態を放っておくと命に関わるような状態になってしまうことがあるのです。


猫の便秘対策(解決方法)とは?





高齢の猫の場合は便秘になりやすいです。

病気じゃなかった場合の対策(解決)方法としては・・・


フィッシュオイルやサラダオイルを飲ませる


2~3日の間、ツナ缶のフィッシュオイルやサラダオイルをスプーンにとって「ひとさじ」だけ飲ませてあげてください。

フードを食べられるようならフードにかけてあげても良いです。

乾燥したドライフードしか与えていなかった場合は、水分の多いウェットフードに変えることで消化が良くなることもあります。


運動をする(遊ばせる)


運動をすることによって内臓器官の働きが活発になります。

運動不足も便秘の原因になってしまうので体を動かす機会を作ってあげてください。


マッサージをする


猫を仰向けにしてお腹をマッサージしてあげてください。

あとは、「湯たんぽ」のようなものでお腹を温めてあげることで腸を活性化させることもできます。


食物繊維の多いフードを与える


猫は肉食なので野菜を必要とはしないですが、食物繊維を摂ることで腸の働きを活性化させることができます。

ただ、猫は雑食の人間と違い食べると危険な食材も多いです。

そして、与えすぎると下痢を引き起こしてしまいます。

あくまでも少量の「ニンジン」や「白菜」など猫にとって安全な物を与えてあげてください。

(与える場合は、すりおろしたり、ゆでたものをすりつぶしたり、細かく切って与えるようにしてください)


嘔吐して(吐いて)いたらすぐに病院へ


便秘になった場合、腫瘍(しゅよう)や腸炎などによって腸がふさがれて「腸閉塞(ちょうへいそく)」を引き起こしている場合があります。

腸閉塞になると激しい腹痛や下痢、嘔吐などの症状があらわれます。

他にも「腸捻転(ちょうねんてん)」や「腸重積(ちょうじゅうせき)」「巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)」といった病気でも腸がふさがれて便秘になってしまいます。

便秘で吐くような状態になると命の危険性があります。

なので、すぐに病院で適切な治療をしてもらうようにした方がいいです。


猫の便秘で考えられる病気とは?





猫が便秘になってしまった場合に考えられる病気はたくさんあります。


消化器系の病気


大腸炎(だいちょうえん)」

慢性的な腸炎が小腸ではなく、大腸(盲腸、結腸、直腸)にあらわれるものを大腸炎と呼びます。

主に細菌や寄生虫などが原因となっています。

症状としては血液が混ざった便が出たりします。

治療方法は、食事療法や抗生物質療法、抗炎症剤の投薬などを行います。


巨大結腸症(きょだいけっちょうしょう)」

もともと先天的な障害がある場合と事故によって骨盤を骨折することでなってしまう場合があります。

巨大結腸症になると便を腸の外に押し出す力が低下してしまいます。

そのため、腸内に便がたまって便秘になってしまいます。

そして、食欲が無くなったり、吐いたり、脱水症状などを引き起こします。

重症化すると手術が必要になります。


腸閉塞(ちょうへいそく)」

異物を飲み込んでしまったり、腫瘍(しゅよう)などによって腸がふさがれてしまう病気です。

腸がふさがれてしまうことで、ガスがたまって腹痛になってしまいます。

治療は開腹手術を行います。


腸重積(ちょうじゅうせき)」

腸管の中に、別の腸管が入って重なってしまうことによって腸閉塞を引き起こしてしまう病気です。

下痢が続くことによって腸に異常が出たり、寄生虫の感染、腫瘍などが原因となります。

症状としては、腹痛、嘔吐、脱水症状、食欲不振などによって体が衰弱していきます。

開腹手術が必要になります。


その他に考えられる便秘の病気


消化器系以外で考えられる病気は・・・


「膀胱麻痺(ぼうこうまひ)」

「膀胱結石(ぼうこうけっせき)」

「子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)」

「子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)」

「前立腺炎(ぜんりつせんえん)」

「前立腺肥大(ぜんりつせんひだい)」

「回虫症(かいちゅうしょう)」

「毛球症(もうきゅうしょう)」

「上皮小体(じょうひしょうたい)」


などがあります。

上記のように便秘になる病気はたくさんあるのです。


便秘で動物病院に行く前にチェックしておいてほしい事とは?





トイレの中で長時間同じ体勢で力んでいたり、便が硬い場合は便秘になっている可能性があります。

その場合、動物病院に行く前にチェック(観察)しておいてほしい事があります。

①「何日くらい便が出ていないのか?」

②「一日にどれくらトイレに行くのか?」

③「フードは食べているのか?」

④「何か異物を飲み込んでしまった形跡がないか?」

⑤「お腹が張っていないか?」

⑥「吐いたりしていないか?」

といったことを注意して見るようにしてください。


便のチェック方法とは?


便や尿というのは猫の健康状態を知るバロメーターとなります。

排泄物の形や色、量などによって表面上では分からない内臓の不調を早く見つけることができるようになります。

これから便のチェック方法についてご説明しますので愛猫の健康管理の参考にしてみてください。

便の量


便の量の目安は、「大人の人差し指一本分程度」です。

そして、毎日排便があることが理想の状態です。


便の硬さと色


健康な猫の便の硬さは、「スコップにベタッと付かない」くらいの硬さです。

そして、色は茶色です。

食べているフードが変わったわけではないのに色が変化したり、硬さが変わった場合は消化器系に何か異常が起きている可能性があります。


他に注意してほしいこと


一日に何回も下痢をしたり、2~3日おきに下痢をする場合は「大腸炎」や「小腸炎」になっている可能性があります。

便の色がどす黒かったり、血が混じっている場合は「腸内の炎症」によって出血している可能性があります。

便が硬くカラカラに干からびていると脱水症状を起こしている可能性があるので水を多く飲ませるようにしてください。


さいごに


猫は便秘になりやすい動物です。

高齢になると消化機能などの衰えによって便が出にくくなります。

フードを食べているのに便が出ないということは体に何らかのトラブルが起きていると考えなければいけないです。

そして、2日以上も便が出ない場合は病気になっている可能性もあります。

もし、安易に「ただの便秘だから問題ない」なんて考えてしまったとても危険です。

猫が便秘になったら、すぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

それと、目に見えない体の変化は健康診断でチェックすることができます。

もし可能なら定期的に「便検査」を受けて、「腸内が炎症を起こしていないか」とか「腸内細菌のバランスが崩れていないか」「寄生虫がいないか」などをチェックしてもらうことをおすすめします。


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