猫の寿命!長生きするために気を付けたい老化のサインや病気とは?

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猫の寿命!長生きするために気を付けたい老化のサインや病気とは?

猫の寿命いついて


愛猫は大切な家族の一員です。

だからこそ、少しでも長く一緒にいたいものです。

そして、愛猫の健康を守ってあげることができるのは飼い主さんだけです。

例えば、完全に家の中で飼う「家猫」と家から外に自由に出られる「外猫」を比べると3年以上寿命が変わると言われています。

他にも生活環境や食生活などが寿命に大きく影響します。

猫は人間に比べると寿命がとても短いです。

平均で15年ほどしか生きられないです。

ただ、普段の生活で気を付けることによって、平均寿命を大きく超えて長生きすることもできます。

これから猫の「老化のサイン」や「かかりやすい病気」、「食事や生活で気を付けた方がいいこと」などについて詳しくご説明させていただきますので、あなたと愛猫の生活をより良いものにするための参考にしてみてください。


高齢猫の老化のサインとは?





猫の老化は、だいたい7歳頃から始まります。

猫の7歳を人間に換算すると44歳くらいになります。

人間で44歳というと、まだ老化という年齢では無いですが猫の場合は7歳を過ぎると「シニア期」と呼ばれ、様々な老化現象が起きてきます。

そして、猫は「弱みを見せない動物」です。

野生の頃から単独で行動していたので、弱みを見せてしまうと命の危険にさらされることから弱みを見せない習性がついています。

なので、老化のサインは飼い主さんが気づいてあげる必要があります。

気づいてあげることが出来ないと、病気が進行して手が付けられない状態にまでなってしまうことがあるのです。

猫によって個体差はありますが、高齢猫の老化のサインは・・・


・行動が遅くなる

・爪が伸びたままになる

・歯が抜ける

・毛づやが悪くなる

・脳や神経が衰えてくる

・筋肉が減って、脂肪が増える

・毛づくろいをしなくなる

・食べ物の好き嫌いが多くなる


などがあります。

人間と同じ老化現象も多いですが猫独特のものもあります。


行動が遅くなる理由とは?


猫も人間と同じように老化が始まると行動が遅くなります。

行動が遅くなる理由は体力や筋力などの様々な部分が衰えてくるからです。

そして、眠っている時間が増えて、起きている時でも歩き方がおかしくなったり、フラフラしたりすることがあります。

(歩き方がおかしくなったり、フラフラするのは関節や脊椎などに問題が起きてくるからです)

あとは、視力が衰えたことにより行動範囲が狭くなったり、動くことが極端に減ったりします。


爪が伸びたままになる理由とは?


猫は老化が進むと、あまり爪を研がなくなります。

マーキングや狩りをするという意識が減ってくるので、爪研ぎをしなくなるのです。

爪切りをする習慣が無い場合だと、爪が伸び放題になって手のひらや肉球に刺さってケガをしてしまう可能性があります。

そうならないために週に1回は飼い主さんが切ってあげるようにしてください。


歯が抜ける理由とは?


猫の歯が抜ける理由は、「歯石(しせき)」によるものです。

歯石は歯垢(しこう)がたまって硬くなったもので、歯の衰えの原因になります。

(歯垢というのは歯磨きの磨き残しでできる、さわるとネバネバするもののことです)

できれば子猫の頃から飼い主さんが歯磨きをしてあげて、歯をいつもキレイな状態にしてあげてください。

そうすることで、健康な歯を保つことができるようになります。

歯の根元が黄色に変色している場合は、歯垢がたまっている可能性が高いです。

ガーゼなどで拭いても取れない場合は動物病院で診てもらうようにしてください。


毛づやがなくなる理由とは?


体と共に「毛」にも老化現象があらわれます。

人間の場合は髪の毛などが白く「白髪」になりますが、猫も同じように鼻や口のまわりの毛が白くなってきます。

そして、毛に「艶(つや)」がなくなります。

毛づやがなくなるということは老化が始まっているサインの一つなのです。


脳や神経が衰えてくる理由とは?


すべての動物は老化が始まると、あらゆる部分が衰えてきます。

若い頃には平気だったことが大変になったり、今まで出来ていたことが出来なくなったりもします。

猫も脳や神経の働き、嗅覚や聴覚など色々なことが衰えてきます。

そうなってくると・・・・


・物覚えが悪くなる

・呼ばれても分からない

・神経質になる

・無気力(無関心)になる

・食べたことを忘れる

・トイレの場所が分からなくなる


・・・などの症状があらわれてきます。

老化による衰えは仕方が無いことです。

「なんでできないの?」とか「なんでそんなことをするの?」といった行動が出てくることもありますが、「出来ないこと」や「ダメ」なことを叱るのではなく、老化による症状だということを理解してあげてください。


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筋肉が減って、脂肪が増える理由とは?


老化によって筋力は衰えてきます。

そして、筋力が衰えることによって代謝が悪くなり、脂肪が増えて太りやすくなります。

なので、老猫になると太ったり、お腹がたるんできたりします。

あとは、筋力が減ってくる(衰えてくる)と運動することや高い場所に登ることも少なくなってきます。

(運動量が減ったり、高い場所に登らないのは筋力が減っているだけでなく、関節に痛みがある可能性もあります)


毛づくろいをしなくなる理由とは?


猫は、もともとキレイ好きなのでマメに毛づくろいをします。

でも、老化とともに「体が汚れている」ということが気にならなくなったり、毛づくろいをすること自体が大変になってしなくなってきます。

毛づくろいをしなくなってきた場合には、飼い主さんがマメにブラッシングをして整えてあげてください。

あとは、目やおしりの辺りが汚れやすくなってくるので拭き取ってあげてください。

清潔にするという意識が少なくなるので、毛づくろいだけでなく、トイレの後に砂をかけなくなったりもします。


食べ物の好き嫌いが多くなるとは?


年をとることによって食べ物の好みが変わったり、好き嫌いがハッキリしてきます。

何歳になっても食べることに対して興味を持ち続ける猫もいますが、食べるということに対して関心を示さなくなる場合もあります。

ただ、単なる老化現象ではなく消化器系の病気になっている可能性もあるので、食欲が無い(フードを食べない)場合には早めに動物病院で診てもらった方がいいです。


高齢の猫がかかりやすい病気とは?





人間と同じように猫も年をとると病気にかかりやすくなります。

(体が衰えたり、弱ることで病気にかかりやすくなるのです)

そして、特に高齢の猫がかかりやすいという病気があります。


腎臓病(じんぞうびょう)


高齢の猫が一番かかりやすい病気が「腎臓病」です。


「原因」

タンパク質の過剰な摂取によって、体内のミネラルバランスが崩れて血液の中に有害な老廃物が増えるから。

水を飲む量が少なくなって、濃いオシッコをする猫の体の仕組み自体が腎臓に大きな負担をかけてしまう。


「症状」

・多飲多尿

・食欲低下

・体重減少

・口内炎や歯肉炎の発症


「対処方法」

食事療法などで進行を遅らせることができます。

ただ、症状が出た時にはかなり病気が進行している可能性が高いので、すぐに病院で診てもらう必要があります。

完治できる病気ではないので、食事、薬、点滴などの水分補給で「進行を遅らせる」とう方法になります。


筋肉と骨格の病気


筋肉や骨、関節などが弱ってきます。

特に関節が炎症(えんしょう)を起こす「関節炎(かんせつえん)」にかかりやすいです。


「原因」

関節の場合は「軟骨」がすり減ることで炎症を起こしてしまいます。

同じ場所で繰り返し炎症を起こすと骨や関節が変形してしまうこともあります。

高齢の猫だけでなく、肥満の場合にも関節に大きな負担がかかってしまいます。


「症状」

筋肉や骨が衰えると立っているだけでも大変になってきます。

そして、関節が炎症を起こすと脚を引きずったり、動きがぎこちなくなったりします。

あとは、触られることを嫌がるようになったりもします。


「対処方法」

有効な対処方法はないです。

なので、痛みをやわらげる薬で対応します。


心臓病


老化現象が起きてくると、心臓病にかかりやすくなります。

心臓の機能が低下してしまう病気です。(心筋症)


「原因」

ウイルス感染

ビタミン不足


「症状」

呼吸困難

胸や腹に水がたまる

後ろ脚がマヒする


「対処方法」

薬を使って心臓の負担を少なくします。


食事や生活で気を付けた方がいいこととは?


カロリーと塩分に気を付ける


太って肥満になると様々な病気になりやすいです。

なので、太ってきたと感じた場合には食事を気を付ける必要があります。

タンパク質と脂肪を減らして、カロリーを抑えた食事を与えてあげてください。

それと、塩分が多い食事を与えていると腎臓や心臓に負担をかけてしまうので気を付けるようにしてください。

(猫は腎臓や心臓の病気になりやすいです)

年齢に合わせたフードが販売されているので、高齢になった場合には「高齢猫用のフード」を与えるようにしてください。

あとは、一度で食べきれなくなってきた場合は、少量を3~4回程度に分けて食べさせてみてください。


新鮮な水を与えてあげる


猫は高齢になると、水をあまり飲まなくなります。

そして、脱水症状を起こしたり、排泄などでトラブルが起きやすくなってきます。

なので、なるべく新鮮な水をたっぷりと与えてあげるようにしてください。

(無理に飲ませるのではなく、あくまでも飲みたくなる環境を作ってあげるようにしてください)

新鮮な水を用意しても飲まない場合は、ドライフードではなく缶詰などのウェットフードを与えてあげるようにしてください。


トイレの数を増やす


高齢になると「トイレの場所が分からない」とか、体が衰えてくることにより「トイレまでの移動が間に合わない」といったことが起きてくる場合があります。

そうなった場合には、トイレの数を増やしてあげたり、「そろそろトイレに行きたくなる頃かな・・・」という時間にトイレまで連れて行ってあげるようにしてください。


暖かいベッドを用意してあげる


高齢になると猫は寒さに弱くなってきます。

なので、なるべく日の当たる場所や暖房機などで暖かい場所にベッドを置いてあげてください。

それと、老化で視力や骨、筋力などが弱って高い場所には登れなくなるので、ベッドは低い位置に置いてあげるようにしてください。


さいごに


猫の老化の速さや、寿命の長さは普段の生活状況や食事の内容などが大きく影響します。

そして、老化が進むと様々なサイン(行動に変化)があらわれてきます。

その時の老化のサインに気づけるかどうかによって、愛猫の寿命が大きく変わる可能性も高いです。

(早期発見によって治る病気もあります)

普段から愛猫を観察するのと、高齢になったら半年に1回は病院に行って診てもらうようにしてください。


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