猫の口臭!猫の口が臭くなる病気の原因や対策とは?

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猫の口臭!猫の口が臭くなる病気の原因や対策とは?

猫の口臭がひどくなる原因とは?


猫の口臭がひどくなる主な原因は「歯垢(しこう)」です。

食べた物の残りかすに雑菌が繁殖した状態を歯垢と言います。

歯垢は「歯肉炎」や「歯槽膿漏(しそうのうろう)」といった「歯周病(ししゅうびょう)」の原因にもなります。

口の中の異常が唾液(だえき)を過剰に分泌させてしまい、口の周りが唾液で汚れることで臭いを出してしまっているのです。

他にもウイルス感染によって「口内炎」になっていたり、腎不全によって「尿毒症」にかかり口臭(アンモニア臭)がする場合もあります。

これから上記の内容について詳しくご説明させていただきますので、あなたの愛猫に異常がある場合の参考にしてみてください。


猫の歯垢と歯周病について


歯垢は、そのままにしておくと約72時間で歯石に変わります。

そして、歯石がたまると様々な病気になります

その病気の中で一番かかりやすいのが歯周病です。

実際に歯周病になっている猫はとても多いです。

(3歳以上の約8割は歯周病になっていると言われています)

猫は歯磨きをしなくても人間のように虫歯になることはありません。

でも、歯磨きをせずに放っておくと歯周病になります。

ひどくなってくると歯根や周りの骨が溶けてきて食べること自体が難しくなってきます。

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歯周病の原因や症状と対策とは?


歯周病の原因


歯周病の原因は、食べた残りかすが歯垢になって、歯垢にカルシウムが付着することで歯石になります。

そして、口の中にある歯石や歯垢が歯根膜(しこんまく)や歯槽骨(しそうこつ)に炎症を起こしてしまう病気です。


歯周病の症状


歯周病になると歯茎が腫れ上がります。

そして、ちょっとしたことで出血してしまうようになります。

さらに口臭や、よだれがひどくなって、歯を支えている歯槽骨が溶けることで歯が抜けていってしまいます。


歯周病の対策と治療方法


歯周病にならない為の対策は「歯磨き」をすることです。

あとは、歯垢や歯石がたまって取れない場合は、動物病院に行って取り除いてもらって薬で炎症を抑えます。

治療には時間がかかります。


口内炎の原因や症状と治療方法とは?





口内炎の原因


口内炎になる主な原因は、ウイルス感染によるものです。

「ネコエイズ(ネコ免疫不全ウイルス感染症)」や「ネコ白血病ウイルス感染症」などのウイルスに感染することで免疫力が低下して、細菌や真菌が口の中に入って炎症を起こしてしまう病気です。

ウイルスではなくても、歯垢がたまっていたり、ビタミンAが不足することも口内炎の原因になります。


口内炎の症状


口内炎は口の中の粘膜が炎症を起こすことで、腫れたり、ただれたりします。

そして、口の中が赤く腫れることもあれば、白くなる場合もあります。

あとは、出血をするようになったり、よだれが出て口臭がひどくなります。

口内炎になると痛いので食欲があったとしても、フードをしっかりと食べることができなくなったりします。

食事が食べられないことで体力を消耗して、貧血を起こしたり、脱水症状になってしまう場合もあります。

あとは、炎症を起こしている場所に、さらに細菌が侵入して別の病気を引き起こしてしまうこともあります。


口内炎の治療方法


口内炎の治療方法は、抗生物質などの薬を投与します。

ただ、腫瘍(しゅよう)ができてしまっている場合は手術をすることになります。


腎不全(じんふぜん)による尿毒症の原因や症状と治療方法とは?


原因


腎不全は、腎臓の機能が低下してしまう病気です。

そして、腎不全には慢性腎不全と急性腎不全の2種類があります。

慢性腎不全はネコの死因で最も多い病気で、6歳以上のネコのほとんどがかかっていると言われている病気でもあります。

(急性腎不全と違い慢性腎不全は症状が分かりづらいです)

腎不全の症状が悪化すると尿毒症になってしまうことがあります。

尿毒症は腎臓の機能が低下してしまうことで、体の中の有害なものを体外に出せなくなってしまう病気です。

症状


食欲が無くなり、吐くようになります。

そして、脱水症状を引き起こしたり、体温が低下したり、けいれんなども起きます。

あとは、口臭からアンモニア臭がするようになります。

尿毒症は危険な病気で、すぐに治療をしないと命を失うことがあります。


治療方法


急性腎不全は早い段階で見つかれば回復できますが、慢性腎不全は発病すると完治することは無いです。

なので、食事療法などで症状を遅らせるようにします。

尿毒症の場合は、点滴などで大量のオシッコを作って体外に有害なもの(窒素化合物)を排出させます。

薬を使って体外に有害なものを排出させる場合もあります。


歯磨きを嫌がる猫の対処方法とは?


子猫の頃から歯磨きを習慣にしていないと、成猫になって急に歯磨きをしようとしても嫌がって抵抗します。

なので、なるべく嫌がらない方法で歯磨きをしなければいけません。

歯磨きに慣れていない場合は歯ブラシを使うより、ガーゼで磨いてあげた方がいいです。

そして、ただガーゼを使って磨こうとすると嫌がることがあるので、その場合はウェットフードの汁をガーゼに染みこませて抵抗感を減らしてあげてください。

猫は人間と違って虫歯になることは無いので、ウェットフードの汁を染みこませたガーゼで歯磨きをしても大丈夫です。

ガーゼで歯の奥歯から、犬歯、前歯の汚れをこすって拭き取ってあげてください。

その時に、無理に口を大きく開けさせたりはしないようにしてください。

あとは、最後に「猫用の歯磨きペースト」を着けてあげてください。

歯磨きペーストは酵素によって口の中をケアしてくれます。

(猫の好きな味があるので、歯磨きが嫌いな猫でもあまり嫌がらないです)

歯磨きペーストも最初に舐めさせてあげると抵抗なく着けさせてくれます。

歯磨きは無理をすると「嫌なこと」とか「怖いこと」と思わせてしまうので気を付けるようにしてください。


動物病院で歯石を取ってもらった方がいい状態とは?


歯石がたまると歯ブラシやガーゼを使った歯磨きでは取ることができないです。

(歯石はとても硬いので歯磨きでは取れないです)

動物病院で歯石を取ってもらった方がいい状態は、奥歯の上下や他の歯の歯茎の近くが黄色っぽい色(黄土色)に変色していたら取ってもらうようにした方がいいです。




歯石を放っておくと歯が抜けていくだけでなく、様々な内臓疾患を引き起こしてしまう可能性があります。

さらに、歯石で歯茎が腫れると食事も摂りづらくなり、体力が低下して他の体のトラブルも起きてくるようになります。

なので、「あれ?何か歯が黄色いな・・・」と感じたら、すぐに動物病院に行って診てもらうようにしてください。


さいごに


口臭の主な原因は口の病気です。

口の病気になるのは食べた物の残りが歯垢になって、さらに放置することで歯石になります。

歯石がたまると飼い主さんでは取り除くことが難しくなってきます。

そうなると動物病院で麻酔をかけて、歯石取りをしてもらうことになります。

歯垢を予防する為にも日々の歯磨きは大切になってきます。

大切な愛猫が病気にならない為にも飼い主さんが歯磨きをしてあげてください。

そして、口の病気を予防してあげてください。


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