猫のお腹!お腹がパンパンにふくれる原因とは?

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猫のお腹!お腹がパンパンにふくれる原因とは?

お腹がふくれる原因とは?


猫のお腹がふくれる原因には生理的なものと病気によるものがあります。

生理的な原因は、肥満や妊娠などです。

そして、病気によってお腹がふくらむ主な原因は「腹水(ふくすい)」によるものです。

何らかの原因によって、お腹に液体が溜まることでパンパンにふくらんで、ぽっこりお腹になってしまうのです。

お腹が異常に膨らんでいる(腹水の)原因で最も多いのは「ネコ伝染性腹膜炎」という感染症ですが、他にも消化器系やホルモンの病気などの可能性もあります。

腹水が溜まっていても苦しがっていたりしていなければ中々気づけないこともあります。

ただ、そのまま放っておくと死に至るケースもあるので、すぐにでも病院で診てもらった方が良いです。

これから、お腹がふくれる原因になる病気をご紹介させていただきますので、あなたの愛猫の健康状態の参考にしてみてください。


お腹がふくれている場合に確認することとは?





肥満状態でなく、便秘になっているわけでもないのにお腹がふくれている場合は病気になっている可能性が高いです。

お腹がふくれている状態なら病院で診てもらった方がいいのですが、その前に確認してほしいのは・・・


・「触ってみた時の感触」

猫の腹部の側面(お腹の横側)を片方の手のひらで触って、もう一方の手で別の側面を軽く「ポンポン」と叩いた時に振動(お腹がゆれる感覚)を感じたら腹水の可能性が高いです。

肥満の場合だとお腹だけでなく体全体に脂肪が付いてふくれています。


・「食事の状態」

食欲があるかどうか


・「呼吸の状態」

腹水の状態を放っておくと呼吸困難になる場合があります。


・「尿の状態」


・「吐き気がしているかどうか」


・・・などをチェックするようにしてください。

それと、猫を多頭飼いしていて、ネコ伝染性腹膜炎に感染した猫が居た場合は、すぐに他の猫にも感染しないように隔離(かくり)するようにしてください。

あとは、他の猫にも感染している可能性があるので病院で検査をしてもらうようにもした方がいいです。

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ネコ伝染性腹膜炎


「猫コロナウイルス」による感染症です。


原因


猫コロナウイルスには「ネコ腸コロナウイルス(FECV)」と「ネコ伝染性腹膜炎(FIPV)」の2種類があって、実際に伝染性があって感染するのは「ネコ腸コロナウイルス(FECV)」だけです。

ただ、「FECV」に感染しただけであれば下痢などを引き起こすくらいで、すぐに治るのですが、体力が無い猫は「FECV」が「FIPV」に突然変異してアレルギーを引き起こしてしまいます。

(アレルギー反応が出ると「ネコ伝染性腹膜炎」になってしまいます)

腸内でネコ腸コロナウイルス(FECV)が変異して、ネコ伝染性腹膜炎(FIPV)となって内臓に感染してしまうのです。


症状


食欲が無くなり、発熱、下痢などの症状を引き起こします。

そして、悪化すると貧血や嘔吐、脱水、お腹にしこり、お腹に水が溜まる(腹水)などといった状態になってきます。

さらに重症化してくると、痙攣(けいれん)、マヒなどの症状があらわれて死にいたる危険性もあります。


治療方法


胸やお腹に溜まった水を抜きます。

そして、インターフェロンや免疫抑制剤を使用して治療します。

ただ、適切な治療方法が見つかっていない病気なので、治すことが難しい病気です。


予防方法


ワクチンが無いので実際には適切な予防方法はまだ無い状態です。

そして、完全室内飼いにしていても多くの猫がコロナウイルスを持っています。

現状で出来る予防法としては、トイレや食器を衛生的にすることと、なるべくストレスを与えないようにしてあげることです。


水腎症(すいじんしょう)





泌尿器系の病気で、腎臓の「腎盂(じんう)」という場所に水が溜まる病気です。


原因


腎臓で作られた尿(オシッコ)は、輸尿管(ゆにょうかん)を通って膀胱(ぼうこう)に運ばれるのですが、結石や結晶ができて輸尿管がつまってしまうと、膀胱まで運ばれずに尿が溜まってしまいます。

他にも、腫瘍(しゅよう)や先天的な奇形などが原因の場合もあります。


症状


腎臓の腎盂に水が溜まることでお腹にしこりができます。

二つある腎臓のうち、片側だけ発症する場合が多く、片方だけだと無症状で進行していきます。

腎臓の両側が発症すると腎不全の尿毒症のような症状があらわれます。

(食欲不振や嘔吐、体温低下、痙攣、脱水症状、そして口からアンモニア臭がすることもあります)


治療方法


尿路をふさいでいる原因を取り除きます。

もし片側の腎臓だけが水腎症になって腎臓の機能が失われている場合は、その腎臓を摘出します。

両側が発症した場合は、基本的には完治することの無い病気なので、食事を管理することで病気の進行を遅らせます。


その他のお腹がふくれている場合に考えられる病気


・腹腔内腫瘍(泌尿器系の病気)

ネコ伝染性腹膜炎と同じようにお腹に水(腹水)が溜まってお腹がふくれてしまいます。


・腎炎(泌尿器系の病気)

・腸閉塞(消化器系の病気)

・腸捻転(消化器系の病気)

・乳腺炎(ホルモンの病気)

・子宮ガン(ホルモンの病気)

・子宮蓄膿症(ホルモンの病気)


さいごに


お腹を触ってみて、水が溜まっている感覚があれば「ネコ伝染性腹膜炎」の可能性が高いです。

ネコ伝染性腹膜炎が進行すると呼吸が荒くなって、症状が悪化すると危険な状態になってしまいます。

あと、肥満であっても安心はできないです。

肥満は「万病の元」と言われていて、疲れやすくなるだけでなく心臓や呼吸器に負担をかけてしまうのと糖尿病や肝臓の病気にもかかりやすくなります。

(体重が増えることで関節や靱帯にも負担がかかります)

お腹がふくれている場合は病気にかかっている可能性が高いので自己判断をせず、すぐに診てもらうようにしてください。


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