
猫の鳴き声について
猫と一緒に暮らしていると「あれ?話していること分かっているのかな・・・」て感じたり「言ってることが分かればいいのになぁ」て思うこともあると思います。
猫は人間の言葉を話すことはできないので会話をすることはできませんが、鳴いている意味を理解することはできます。
理解をする為には、あなたの愛猫が鳴いている声を積極的に聴こうとする姿勢が大事になります。
そして、猫が鳴く場合には大きく二つの理由があります。
一つは「親しい相手に対して甘えたり、おねだりしたり、呼ぶ」
もう一つは「敵や邪魔な相手を威嚇して遠ざけようとする」
といった二つの理由に分かれます。
今回は、親しい相手に対しての鳴き声についてお話させていただきます。
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「ニャアー」や「ニャオ」「ミャア」といった鳴き声は猫同士の世界では使わないって本当?
本当です。
「ニャー」や「ニャオ」「ミャア」といった鳴き声は猫同士の世界で使うことはほとんどないです。
「ニャー」や「ニャオ」という鳴き声は本来、子猫が自分の居場所を母親猫に伝えたり、母親猫が自分の子猫を呼ぶ時くらいしか使わないです。
成猫同士で鳴く場合は喧嘩したり威嚇し合う時くらいなのです。
(猫同士の世界は危険なので、軽はずみに鳴いて自分の居場所を教えてしまうようなことはしないのです)
なので「ニャー」や「ニャオ」といった鳴き声は人に向けて発する鳴き声なのです。
(敵だと思う相手には使わない鳴き声で親しい相手や警戒していない相手に対して使う鳴き声です)
「ニャー」という鳴き声の意味とは?

「ニャーとはっきりした声で鳴く場合」
「ニャー」とはっきりした声で鳴くのは、あなたに何かを訴えている場合が多いです。
例えばですが・・・
「ご飯ちょうだい」
「トイレが汚れてる」
「ドアを開けてよ」
といったことを訴える場合に使う鳴き声です。
他には、「ニャアーン」て甘えたような声で鳴く場合には、あなたに遊んで欲しいことを意味しています。
「強く低い声でニャー!と長く鳴く場合」
何か嫌なことをされたり、不快な気持ちになった時に強く低い声で「ニャー!」と鳴きます。
例えばですが・・・
「触られたくないのにベタベタされる」
「閉じ込められて出られない」
といった不満から出る鳴き声なのです。
「短い声でニャッて鳴く場合」
短い声で「ニャッ」て鳴くのは、軽い挨拶のようなものです。
「ハイ」とか「やあ」という感じです。
あとは、条件反射的に出る鳴き声でもあります。
元々、猫同士では声を出して挨拶する習慣は無いです。
(猫同士の場合は鼻をくっつけて挨拶します)
何かをしてもらった時にお礼として「ニャッ」と鳴く場合もあります。
「ニャオ」と猫が鳴く場合の意味とは?

「ニャオ」と猫が鳴くのは「おねだり」をしている場合が多いです。
「ニャー」や「ミャオ」とほとんど同じ意味です。
例えばですが・・・
ご飯(フード)を入れる「お皿」の前で「ニャオ」と鳴いていれば「ご飯ちょーだい」ておねだりしています。
他にはドアの前で「ニャオ」と鳴いていれば「外に出たい」て言っているのです。
あとは、しっぽを立てながら近づいてきて「ニャオ」て鳴く場合は、あなたに甘えてきています。
ただ、注意して欲しいのは、おねだりしているからといって何でもしてあげないようにしてください。
猫の要求に毎回、応えていると「こうやって鳴けばいいんだ」て猫は思ってしまいます。
「おねだり」の内容が良いことならいいのですが、さっき食べたばかりなのに、またすぐ何かを食べたがるといったような「おねだり」の場合には応えないようにしてください。
甘えた声で鳴かれると、つい色々してあげたくなると思いますが健康を害するようなことにもなりかねないです。
応えないようにしていると、そのうちあきらめるようになってきます。
声を出さないで鳴いている場合の意味とは?
「声を出さないで鳴くってどういうこと?」て思うかもしれませんが、猫は人間に聞こえない声を出して鳴くことができるんです。
人間に聴こえない周波数の「超音波」で鳴くことができるのです。
超音波で猫が鳴く場合というのは、親猫(飼い主のあなた)に危険などを知らせる場合に使います。
元々、子猫は親猫とはぐれたりすると、他の動物に聴こえない周波数で親猫にSOSの超音波を出すのです。
その超音波を聴きつけると親猫は急いで子猫のもとに向かいます。
もし、危険なわけでもないのに声を出さずに鳴いているなら、あなたに「すごく甘えたい」可能性があります。
なので、声を出さずに鳴いている時には、可愛がってあげてください。
さいごに

「ニャー」や「ニャオ」「ミャア」といった鳴き声は、親しい相手や警戒していない相手にしか使わない鳴き声です。
そして、あなたが一緒に猫と暮らしていると、あなたにしか使わないような鳴き声も出てくると思います。
ただ、「鳴いている」とか「呼んでいる」て思うのではなく、なるべくその時の猫の状況なども見て鳴いている理由を考えてみてください。
きっと、今までよりもスムーズにコミュニケーションがとれるようになるはずです。
そして、猫との生活がさらに楽しいものになると思いますよ。
私の子猫がソファーで何かあってミャーと
ないて私は築きましたずっとないていて
腫れは今の所ありませんがどうしたらいいですか?冷やしたりしたほうがいいですか?
りおなさん、コメントありがとうございます。
そして返信が遅くなってしまってすみません。
子猫がソファーでケガをされたようですが心配なことがあれば自己判断はせずにすぐ動物病院に行くことをおすすめします。
トイレに関してですがう⚪こは2回~3回でおし⚪こは1回ですが平気なのか心配
尿や便の回数で普段と違う印象を受けているから心配されているのだと思います。
下痢をしていたり、尿の臭いなどによって症状は大きく変わってくるので心配なら動物病院で診てもらうことをおすすめします。
ギャーオという鳴き声の意味を教えてください。
ゆまさん。
コメントありがとうございます。
そして、返信が遅れてしまいすみません。
「ギャーオ」という鳴き声ですが、考えられるとすると・・・
強い鳴き声で「ギャー」なら不満や怒りを感じていたり、痛みがあるときです。
あとは、「アオーン」なら強く拒否している鳴き声です。
「ナ”ーオ」なら発情期中の可能性があります。
直接鳴き声を聞かないと何ともいえないのですが猫の態度や表情もよく観察してみてください。
態度や表情で分かることもありますので。
猫が近くに寄ってきたのでなでなでをしたらすごく長くゴロゴロしてます。とても満足してるの意味でしょうか❓
こんにちはAliceさん。
きっと、何かを期待してゴロゴロと鳴らしていたのだと思います。
ご自身で飼われているのでなければ、満足をしているというより「遊んでもらえる」「エサがもらえる」という意味での「期待しているゴロゴロ」だったと思いますよ。
最近野良猫と戯れるのですが呼ぶと、よってきて足にすり寄ったり、あぐらをかくと自分の上に乗ったりするのですがやたらとしっぽを左右に激しく振るのですがネコはどのような気持ちなのでしょうか?
CRIMINALさん、コメントありがとうございます。
猫がすり寄ってくるのは、猫の体には「臭腺(しゅうせん)」というものがあって、自分のニオイをつける為です。
物に対しては、「自分の物」というマーキング行為なのですが、人や動物に対しては「一緒に居ると安心する」とか「好き」という愛情表現となります。
基本的に野良猫は人を見ると警戒して、すぐに逃げるので昔飼われていたか、エサをもらった経験があるのだと思います。
猫がしっぽを左右に激しく振る場合は、色々な意味を持ちますが実際には、あまり良い意味をもちません。
ストレスを感じていたり、嫌がっていたり、強く見せる時などに激しく、速くしっぽを振るからです。
ゆっくりとしっぽを振っていれば興味津々だったり、リラックスをしていることになります。
猫が嬉しい時や甘えたい時は「しっぽを立てる」ので、機会があれば観察してみてください。
猫が鳴くので、餌を与えてみると何も食べません。
まだなきつずけるのです。
どーゆうことですか?
猫が鳴く理由は、ゴハンが欲しい時だけではないです。
色々な状況で、様々な鳴き方をしています。
なるべく状況を見て、理由を考えてみてください。
猫を飼った経験は全くありません。
朝と夕方歩くようになって15年ほどたちます。
飼いネコちゃんや野良ネコちゃん含め、ニャンニャンと言うとニャーと鳴いて私の足元に来ます。
寝転んだりスリスリしたりしてきます。
中には歩くことができないほどくっついて一緒に歩く猫ちゃんもいます。
うっかりお腹を蹴ってしまって、お腹蹴っちゃってごめんねと言いながらわき腹をさすると直ぐに仰向けになります。
首を撫でたりするともっと撫でやすく顔を反らしたり向きを変えてきます。
全く育てたこともない私が何故に好かれるのか不思議です。
懐かれると可愛くなってしまい家に帰るのが遅くなってしまうほどです。
私が魚のようなにおいがするのでしょうか。
こんにちは、明子さん。
猫に好かれる人の理由というのは、たくさんあります。
「話し方が優しい」とか「動作がゆっくりしている」とか「かまってこない」など。
魚のニオイがするということは無いと思います。
たまに、人間に慣れている野良ネコが寄ってきて体をすり寄せることはありますが、寝転んだりすることはほとんど無いです。
(まったく危険を感じない限り寝転んだりはしないです)
基本的にネコは「危険」か「安全」かで物事を判断しています。
きっと安心させる何かが明子さんにはあるのだと思います。
ネコに好かれたくても好かれない人も多いので、うらやましいことだと思いますよ。