猫の抜け毛!対策方法や抜け毛による病気とは?

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猫の抜け毛!対策方法や抜け毛による病気とは?

猫の毛が抜ける時期とは?


猫は夏の暑さや冬の寒さに備えて、被毛の量を調節する「換毛期(かんもうき)」というものがあります。

その換毛期は春と秋に2回訪れます。

夏の暑さ対策の為に春から抜け毛によって毛の量を減らしたり、冬の寒さに備えて秋から冬の毛に生え換わったりするのです。

なので、春と秋の両方で抜け毛が増えることになってしまいます。

(抜け毛が増える時期は、春の3月頃と秋の9月頃の2回訪れます)

特に春は大量に抜け毛が増えます。

これから、抜け毛の対策方法や抜け毛が多い場合の病気などについてご紹介させていただきますので、抜け毛トラブルの参考にしてみてください。


抜け毛トラブルの対策


猫の抜け毛トラブルの対策で一番効果的なのは「ブラッシング」です。



(ブラッシングが抜け毛対策の基本となります)

猫の毛の構造は表面に見える長くて太い「オーバーコート」と、内側(根元)に生えている短くて柔らかい「アンダーコート」の2種類に分かれています。

人間の服で例えるとオーバーコートは上着で、アンダーコートは下着になります。

春に大量に抜ける毛は主にアンダーコートになります。

換毛期にはマメにブラッシングをしてあげることで、抜け毛で大変な思いをする前に余分な毛を取ってしまうことができます

それと、猫は毛づくろい(グルーミング)をして抜け毛を取るのですが、毛づくろいで自分の毛を飲み込んでしまいます。

その飲み込む毛の量が多いと「毛球症」という病気になってしまう可能性があります。

(胃の中に溜まった毛の塊を吐くことも、腸に送ることもできなくなってしまうのです)

あとは、ブラッシングをすることで皮膚の血行も良くなります。

ブラッシングは余分な毛を取り除くだけでなく、健康維持にも役に立つ効果的な方法なのです。


ブラッシングに必要な回数とは?


ブラッシングに必要な回数は、毛の短い「短毛種」と毛の長い「長毛種」では違いがあります。

短毛種の場合は、最低でも週に1回のブラッシングが必要。

長毛種の場合は、最低でも1日1回の(毎日の)ブラッシングが必要になります。

そして、換毛期の時期は・・・

短毛種は毎日のブラッシングが必要です。

長毛種は1日に数回のブラッシングが必要になります。

ブラッシングは猫と人間の関係を良好にするスキンシップでもあります。

疲れている時などにはブラッシングをすることが面倒に感じることもあると思いますが、愛猫の健康維持や大切なコミュニケーションにもなります。

それと、猫によってはブラッシングを嫌がる場合もあります。

もし、ブラッシングを嫌がっている場合はなるべく「リラックスしている時」にしてあげるようにしてください。

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ブラッシングの方法とは?


ブラシの種類



「コーム」



毛並みを整えたり、ノミ取り用として被毛全体に使えます。

それと、長毛種の場合は毛玉を取るのに便利です。


「ラバータイプのブラシ」



柔らかいので皮膚が弱い猫でも使うことができます。

それと、短い毛が取りやすいです。


「スリッカーブラシ」



長いピンが付いていて、不要な毛を短時間で取ることができます。


「ファーミネーター」



軽くブラッシングするだけで不要な毛を90%も取り除いてくれる優れた機能を持つブラシです。

短毛種用と長毛種用があります。


あとは、ブラッシング用のスプレーを使うと静電気を防止してくれて、毛にツヤを出してくれます。


ブラッシングの方法


「リラックスさせる為に体を軽くマッサージ」

リラックスできる状態じゃないとブラッシングを嫌がってやらせてくれない場合があるので、まずはマッサージなどでリラックさせてあげてください。


「背中の毛を少しづつほぐすようにブラッシング」

頭からオシリにかけて背中の毛をブラッシングします。

広い範囲を一気にやろうとせず、少しづつブラッシングしてください。


「オシリから頭にかけてブラッシング」

オシリの方から頭にかけて、毛を逆立てるようにブラッシングしていきます。

そして、また頭からオシリの方にかけてブラッシングをして背中の毛並みを整えていきます。


「顔をブラッシング」

コームで目を傷つけてしまわないように、慎重に顔の中心から外に向けてブラッシングしていきます。


「前脚と後ろ脚をブラッシング」

前脚と後ろ脚を付け根から足先に向けてブラッシングしていきます。


「しっぽを丁寧にブラッシング」

しっぽの毛はからまりやすいので丁寧にブラッシングしていきます。


「お腹は手早くブラッシング」

お腹は猫の急所なので触られることを嫌う猫が多いです。

なので、なるべく手早く上から下に向かってブラッシングをしてあげてください。


※ブラッシングの順番は実際には特に決まっていないです。

顔からでも、背中からでもやりやすい場所から始めてください。

それと、ブラシは基本的には毛並みにそってブラッシングしていきます。


抜け毛にはシャンプーも効果的?




抜け毛対策にはシャンプーも効果的です。

本来シャンプーは汚れを落として、毛並みを美しく保つ為に行います。

長毛種の場合、最低でも月に1回のシャンプーは必要ですが、短毛種の場合はブラッシングをしっかりしていればシャンプーはそれほど必要ではないです。

ただ、換毛期は抜け毛が多いのでシャンプーをすることで抜け毛を一気に取ることができます。

(ブラッシングだけでは取り切れない毛もあります)

シャンプーは抜け毛対策には効果的ですが、多くの猫はシャンプーを嫌います。

(シャンプーが嫌いじゃない猫のほうが珍しいです)

猫がシャンプーを嫌いな理由は・・・

・シャワーの音

・長い間、拘束(こうそく)されること

・ドライヤーの音

・・・などです。

(水に濡れるのは仕方が無いことなので、それ以外で猫がシャンプーを嫌がる理由です)

シャワーは急に出さずに最初から出しておいたり、なるべく短時間で終わらせたり、ドライヤーを使わずに日の当たる場所や暖房の前で乾かしてあげるなど工夫をしてみてください。


猫の毛が抜けてしまう病気とは?


春や秋の換毛期には毛が大量に抜けてしまいます。

ただ、毛が部分的に大量に抜けている場合は 病気 になってしまっている可能性が高いです。


背中の毛が大量に抜けている場合


「ノミアレルギー性皮膚炎」

ノミが体に寄生することで起きてしまうノミアレルギーです。

背中や首筋、足の付け根などの毛が大量に抜けてしまいます。


「心因性(しんいんせい)の皮膚病」

精神的なストレスによって、体を噛んだり、舐めたりしてしまい背中や足などの毛が大量に抜けてしまいます。


耳の周辺の毛が大量に抜けている場合


「ヒゼンダニ症」

ヒゼンダニとうダニが耳に寄生することによって起きてしまう皮膚病です。

かゆいので、耳の周辺をかき過ぎて毛が抜けてしまいます。


「食餌性アレルギー」

食べ物によるアレルギーで、脱毛したり、皮膚が赤くなってしまいます。

全身がかゆくなるのですが、脚が届きやすい耳や首などを舐めたり、かじったりして毛が抜けてしまいます。


頭部の毛が大量に抜けてしまう場合


「ビタミン欠乏症」

偏(かたよ)った食事をすることで、起きてしまう病気です。

頭部周辺の毛が抜けてしまいます。

場合によっては、毛が抜けた部分が皮膚炎になってしまうことがあります。


しっぽの毛が大量に抜けてしまう場合


「尾腺炎(びせんえん)」

しっぽの付け根が炎症を起こしてしまう病気です。

しっぽが膨らんで、舐めたり、噛んだりすることで脱毛してしまいます。


さいごに


猫の抜け毛に対する悩みは多くの飼い主さんが抱えている悩みです。

特に春は、大量に毛が抜けて服や床などに散らばってしまいます。

毛が抜けてしまうのはどうしようもないことですが、ブラッシングやシャンプーをマメにしたり、あとは猫の毛がつきにくい「サテン」や「ナイロン」などの素材を使用することで抜け毛によるストレスを減らすことができます。

特にブラッシングは猫の健康やコミュニケーションにおいても積極的にやっていった方が良いです。

あとは、部分的に毛が抜けている場合は病気の可能性があるので、早めに病院で診てもらうようにしてください。

ブラッシングをする道具(ブラシ)も様々なタイプの物が販売されているので、色々と試してやりやすい物や抜け毛が取れやすい物などを探してみてください。


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