
猫に留守番ってできるの?
旅行や出張、急に予定が入って外泊することになることもあると思います。そんな時に猫だけを残して外泊するのは心配だと感じてしまうものですが・・・
2泊以内の留守番であれば猫だけでも大丈夫です。
(3日以上家を空ける場合や子猫、病気を抱えている猫の場合は必ず誰かに面倒を見てもらったり、預けるようにしてください)
猫だけで留守番をするために必要なことについて、これから詳しくご説明させていただきますのであなたが外泊をするときの参考にしてみてください。
猫の留守番は準備が大切?
猫を置いて外泊する場合は、しっかりとした準備が必要になります。その準備というのは・・・
①「食事(フード)」
②「水」
③「トイレ」
④「部屋の温度」
です。
猫を置いて外泊する場合には上記4つをしっかりと準備する必要があるのです。
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猫の食事の準備で必要なこととは?
猫に留守番をお願いするときの食事は必ず傷みにくい「ドライフード」を用意するようにしてください。(ウェットタイプはNGです)
食事の量は普段の食事の量から計算して用意してください。
自分で食べる量をコントロールできる猫なら皿に山盛りにしてもいいのですが、そうでない場合は食べ過ぎて「下痢」や「嘔吐(おうと)」をしてしまう可能性があります。
その場合は、いつもあげている食事の量より2、3割少なめに用意するようにしてください。
決まった時間にエサを出してくれる「自動給餌器」があれば食べ過ぎの心配が無いので便利です。
猫の水を準備するときに必要なこととは?
水を準備する時には新鮮な水をたっぷりと用意してあげてください。そして、水は必ず2カ所以上に準備して、ひっくり返してこぼしてしまわない工夫をしておいてください。
猫用の自動給水器があれば水を浄化してくれるのでいつでも新鮮な水を与えてあげることができます。
猫のトイレを準備するときに注意することとは?
猫のトイレはキレイにしていってください。そして、できれば数ヵ所にトイレを設置してください。
トイレが汚れてくると別の場所で粗そうをしてしまう可能性がありますので。
猫が留守番をする部屋の温度で気をつけることとは?

エアコンなどで猫にとって快適な温度や湿度に調節してあげてください。
特に夏の暑い時期は窓を閉め切ってエアコンもつけない状態で放置してしまうと熱中症になってしまう危険性があります。
もし、温度を調節することができない場合は、部屋で留守番をさせるのではなく動物病院やペットホテルに預けるようにしてください。
3泊以上外泊する場合はどうすればいいの?
3泊以上外泊する場合は猫だけに留守番をさせるのは難しいので・・・・知り合いに見てもらう
・ペットシッターに来てもらう
・動物病院に預ける
・ペットホテルに預ける
といったことをする必要があります。
知り合いやペットシッターに猫をみてもらう時の注意点とは?
猫は慣れない場所に行くと大きなストレスを感じてしまいます。なので、預けるよりは慣れているいつもの部屋で留守番をする方がストレスを感じなくて済みます。
その為には「知り合い」か「ペットシッター」に部屋に来てもらう必要があります。
ペットシッターの場合は、家の鍵を預けることになるので必ず面接をして信頼できる人かどうかの確認をしてください。
そして、知り合いの場合も、ペットシッターの場合も一度部屋と猫を見てもらってトイレやエサについての説明もするようにしてください。
あとは、必要なことは口で伝えるだけでなくメモを書いて置いておくようにしたり、かかりつけの動物病院があれば診察券も置いておくようにしてください。
動物病院やペットホテルに猫を預ける時の注意点とは?

猫を動物病院やペットホテルに預ける時には、いつも利用している場所なら問題ないのですが、初めて利用する場合は事前に自分でどのような所なのかチェックするようにしてください。
汚れていたり、他のペットへの扱いが雑だったり、部屋の中を見せてくれないような所は避けた方がいいです。
それと、預ける時には「ワクチン接種」をするようにしてください。
ワクチン接種は病気の予防になります。
留守番の時だけじゃなくても1年に1回はワクチン接種を行うようにしてください。
さいごに
猫を残して旅行などに行くのは気が引けてしまうものです。でも、しっかりと準備をしていれば2泊以内なら猫だけで十分に留守番ができます。
それと、人に頼む場合には「爪の手入れ」や「ワクチン接種」「ノミや感染症にかかっていないかなどの健康診断」などもきちんとしておくようにしてください。
あとは、帰ってきてから食欲など何か変わったことがないかの確認をするようにしてください。
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