猫の目の病気一覧!猫が目の病気になる原因や治療方法とは?

この記事は4分で読めます

猫の目の病気一覧!猫が目の病気になる原因や治療方法とは?

猫の目について


猫の視力は人間と比べると約1割程度しかないです。

ですが人間と違い、少しの光さえあれば暗い場所でもよく見えて、視野が広く距離を取るのも上手にできます。

(視力自体はよくないですが動体視力は優れています)

そして、猫は高齢になると目の病気にかかりやすいです。

(環境や年齢などによって個体差はありますが、多くの猫が高齢になると目の病気にかかりやすくなります)

そのまま目の病気に気づかずにいると、失明をしてしまう可能性もあります。

これから猫の目でチェックした方がいい事と猫の目の病気についてご紹介させていただきますので参考にしてみてください。


猫の目で普段からチェックした方がいい事とは?





「茶色以外の目ヤニが出ていないか?」


目ヤニの色によって危険な場合と危険じゃない場合があります。

茶色の目ヤニが出ている場合は問題無いのですが、黒や白の目ヤニが出ている場合は「ドライアイ(乾性角結膜炎)」の可能性があります。

他にも「ぶどう膜」や「緑内障」の場合もあります。

あとは、黄色や緑色の目ヤニが出ている場合は「角膜炎」や「結膜炎」などの炎症を起こしている可能性もあります。


「まぶしそうにしていないか?」


「角膜炎」「結膜炎」「緑内障」などの可能性があります。


「白目や目の周りが赤くなっていないか?」


「角膜炎」「結膜炎」の他に、まれにですが「多血症」になっている可能性があります。


「瞳孔が開いて目がギラギラしていないか?」


明るい場所でも瞳孔が開いていて目がギラギラしている場合は「甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)」の可能性があります。


「目が濁っていないか?」


目が濁っていると出血をしていたり、「葡萄(ぶどう)膜炎」になっている可能性があります。


目をチェックしていて・・・

「目ヤニの色がいつもと違う」

「目を痛がっている」

「目の色が何か違って見える」

・・・といった様子がおかしいと感じた場合には自己判断をせず、すぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

病気にかかった時に大事なのは早期発見とすぐに適切な処置をとることなので。

(病気を早期発見するために頻繁にチェックするようにしてください)

スポンサーリンク




猫の目の病気一覧


結膜炎(けつまくえん)


まぶたの裏側にある「結膜」という薄い膜が炎症を起こす病気です。

「症状」

・目が充血する

・目ヤニが出る

・かゆくなって目をこする

・まぶたがくっついて開かなくなる(重症の状態)

・目が赤くなる

(通常は目に血管は見えないが、炎症を起こすと血管が見える場合があります)


「原因」

猫が結膜炎になる一番多い原因は「ネコ風邪」によるものです。

ネコウイルス性鼻気管炎やカリシウイルス感染症などのネコ風邪によってウイルス感染した症状としてあらわれます。

あとは、目に異物が入ったり、他の猫と喧嘩して傷ついてしまったりした場合も結膜炎の原因になります。


「対策と治療」

ウイルスの感染症ワクチンを接種することで予防します。

感染してしまった場合は、目薬を使用して治療します。


角膜炎(かくまくえん)


目の表面をおおっている「角膜」が炎症を起こした状態です。

「症状」

・涙をこぼす

・まばたきの回数が多い

・目をよくこする(痛いから)

・白目が赤くなる


「原因」

ケガや異物によって傷ついてしまう場合と、感染症によってなる場合があります。


「対策と治療」

もし、異物が入っている場合には取り除きます

そして、目薬を使用して治療します。

それと、感染症などの病気によって発症した場合は、その病気の治療を行います。


緑内障(りょくないしょう)


緑内障は常に「瞳孔(どうこう)」が開いた状態になる病気です。

(正常な状態だと明るい場所では瞳孔を閉じています)

そして、重症化すると「牛眼」といって、目が大きく飛び出した状態になって失明する危険性があります。


「症状」

・目の色が緑色や黄色になります。

・目ヤニが出る

・目が痛いので普段はしないようなことをする

(目を閉じている、まばたきが増える、目をこすろうとする)


「原因」

眼球の形を保つ為に「眼圧」が必要になりますが、「ぶどう膜炎」や「目の腫瘍」などの病気によって眼圧が異常に高くなってしまう状態です。

目の中の水分は、溜まると涙として排出されますが、目の異常によって水分を保ったり排出したりするバランスが崩れて眼圧が高まってしまうと緑内障になります。


「対策と治療」

まずは、眼圧計で眼圧の異常を確認してから緑内障になってしまった原因を調べます。

それから、緑内障の原因となった病気の治療と、眼圧を下げる治療を行います。

状態によって手術を行う外科治療と、注射薬や目薬による内科治療に分かれます。

緑内障は飼い主さんや家族による早期発見が非常に大事になります。

症状が重症化すると失明してしまうので、異常に気づいたらすぐに病院で診てもらうようにしてください。


「白内障(はくないしょう)」





白内障は、黒目の部分が白く濁った状態になる病気です。


「症状」

・視力が大幅に低下してしまう

・周囲が見えていないので壁や物にぶつかってしまう


「原因」

異物やケンカなどによって目の水晶体を傷つけてしまうことで白内障になる場合が多いです。

あとは、緑内障や眼内炎などの他の病気からなってしまうこともあります。

他に、遺伝(先天性白内障)の場合もあります。


「対策と治療方法」

完治するには手術が必要になります。

(白内障の有効な治療方法は手術しかないです)

ただ場合によっては、内科治療で症状を遅らせることもあります。


流涙症(りゅうるいしょう)


流涙症は涙があふれ出る病気です。


「症状」

・涙があふれ出す

・まばたきを繰り返す


「原因」

通常、涙は角膜を湿らせた後に涙管を通って鼻に行きます。

でも、涙管がつまった状態だと外にあふれ出てしまいます。

あとは、涙の分泌量が多い場合も外にあふれ出ることがあります。


「治療方法」

手術をすることで涙の通りを良くします。


さいごに


病気で大事なのは早期発見です。

目の病気の中には重症化すると失明してしまう病気も少なくないです。

普段から愛猫の様子をよく見たり、健康状態をチェックして早めに気づいてあげられるようにしてください。

猫は、どれだけ痛くても苦しくても、言葉にして伝えることはできないので「気づいてあげる」ということを意識してあげてください。

そして、もし「なんか様子がおかしいな・・・」と感じることがあれば、自己判断しないですぐに病院で診てもらうようにしてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このブログについて

3d small people-loupe

こんにちは、ブログ管理者の「いさお」です。

猫に関する様々なお役立ち情報をご紹介させていただきます。
あなたが愛猫と、より良いコミュニケーションをとる時の参考にしてみてください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る