高齢猫の食事!老猫になったら食事で気を付ける事とは?

この記事は3分で読めます

高齢猫の食事!老猫になったら食事で気を付ける事とは?

高齢猫について


猫の平均寿命は約15歳です。

(猫の15歳を人間の年齢に換算すると76歳くらいになります)

1990年頃には5歳くらいだった猫の寿命は現在では飛躍的に延びているのです。

外に出なくなった事で伝染病やケガをすることが無くなり、栄養のある食事、動物病院の充実などが寿命の延びた要因となっています。

そして、猫の老化現象は、だいたい10歳を過ぎた頃からあらわれてきます。

(早ければ7歳を過ぎた頃からあらわれます)

寿命が延びた事により、最近では20歳を超える猫も珍しくは無くなってきています。

20歳まで生きた場合、10歳頃から老化が始まることを考えれば、およそ半分の人生をシニア期(老猫の期間)として過ごすことになります。

そのシニア期を元気に過ごし、長生きする為にも「食事」は、とても大事なことになります。

これから高齢猫の食事で気を付けた方がいいことをご紹介させていただきますので、あなたの愛猫が健康に過ごす参考にしてみてください。


猫の食事の基本について


まず、知っておいて欲しいのは「猫は雑食ではない」ということです。

人間や犬は雑食なので、何でも食べることができます。

でも、猫は雑食ではなく 肉食 です。




人間や犬のように何でも食べることができるわけではないです。

昔、猫には「猫まんま」といって余ったご飯に鰹節(かつおぶし)をのせて、食べさせていたことがありました。

ただ、そういった食事から猫は必要な栄養を摂ることができません。

他にも、「猫は魚が好き」というイメージを持たれている人は少なくないですが、青魚(アジやイワシなど)を与えすぎるとビタミンが不足して皮下脂肪が酸化してしまい病気になる可能性があります。

あとは、植物性の物は必要無いし「ネギ類」を与えてしまうと死に至る可能性だってあるのです。

基本的には猫に必要な栄養は、「総合栄養食のキャットフード」で十分摂ることができます。

(猫に必要な栄養は炭水化物45%、タンパク質35%、脂肪20%で、これらはすべて総合栄養食のキャットフードから摂ることができるのです)

欲しがるからと言って何でも与えてしまうと、体に悪影響を与えてしまいますので気を付けるようにしてください。

スポンサーリンク



高齢猫の食事について


猫は高齢になってくると内臓の機能が低下してきます。

それと、消化吸収の能力が低下して、エネルギーも摂取しづらくなります。

そして、若い頃のように動き回ることも少なくなるので食事をあまり食べなくなってきたりもします。

あとは、内臓だけで無く歯も弱ってきて硬い物が食べられなくなります。

なので、高齢猫の場合は柔らかくて消化吸収力が良く、少ない量でも栄養が取れる「高品質なタンパク質」の食事が必要となります。


高齢猫の食事で気を付ける事とは?


高齢猫の肥満や痩せすぎの防止





猫だけではないですが、動物は高齢になると筋肉量が減って、基礎代謝能力が低下するので「肥満」になりやすいです。

肥満は、あらゆる病気の原因となります。

あとは反対に、消化吸収力の低下によって必要な栄養を摂ることができずに痩せていく場合もあります。

その場合には消化が良く、エネルギーの高い食事を選ぶ必要があります。

(※ エネルギーの量は「キロカロリー(kcal)」で表示されています)

食事の量やエネルギー量は、活動量や体型などによって調節していきます。


高品質のたんぱく質を摂るようにする


猫のエネルギーの源は主に「タンパク質」です。

(猫にとって栄養の高い食事はタンパク質の多い食事になります)

タンパク質には「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」があります。

猫は肉食動物なので、植物性タンパク質ではなく、動物性タンパク質が必要になります。

高品質のタンパク質は・・・

消化吸収率が良いものだと「鶏のササミ」や「白身魚(アジ、カレイ、ヒラメなど)」から摂取することができます。




あとは、「レバー」にも高品質なタンパク質が含まれていますが、食べ過ぎるとカルシウム不足による歩行障害になってしまう危険性があります。

(ビタミンAの摂りすぎで、骨の発育に異常をきたす可能性もあります)

他には、卵にも良質なタンパク質が含まれているのですが、加熱せずに生卵を与えると(卵白を与えすぎると)結膜炎や皮膚炎になってしまうことがあります。

(卵を生で与えると消化にも悪いので必ず加熱してから与えてあげるようにしてください)

肉や魚を与える場合は新鮮な物を与えてあげて、魚の骨は刺さると危険なので、しっかりと取り除いてあげてください。

高品質なタンパク質は必要ですが、危険な物もあるので注意してください。


腎臓に負担をかけないようにする


猫は高齢になると腎臓の病気になりやすいです。

猫の病気の中で一番かかりやすい病気が腎臓病で、「腎不全(じんふぜん)」という腎臓の機能が低下した病気にかかりやすくなります。

(6歳を超えたほとんどの猫が慢性腎不全にかかっていると言われています)

塩分の高い食事やリンを含む食べ物を与えすぎると腎不全になりやすいので気を付けるようにしてください。

(リンは肉や魚だけでなく卵黄やイクラ、タコなどの卵類にも多く含まれています)


年代別のキャットフードを与える





猫の寿命が延びたことによって、シニア用のキャットフードも多様化してきています。

以前は、「7歳以上」という表記しか見かけなかったシニア用フードも現在では「11歳以上」や「15歳以上」といったように様々な物が販売されています。

シニア向けのフードには年代別に「カロリーを抑える」とか「消化吸収力が良い食材を使用する」や「腎臓に負担をかけないようにタンパク質の量を減らしている」といった配慮がされています。

「まだまだ元気だから今まで通りのフードでいいや」とは思わずに、年齢に合ったフードを選んであげてください。


さいごに


猫は、高齢になると食事の面でも様々な問題が出てきます。

食べ過ぎて肥満になったり、食べなくなって体力が落ちて衰弱してきたりなどします。

年齢と共に状態がどんどん変わってくるので、よく観察をしてから体に合った食事を与えてあげてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このブログについて

3d small people-loupe

こんにちは、ブログ管理者の「いさお」です。

猫に関する様々なお役立ち情報をご紹介させていただきます。
あなたが愛猫と、より良いコミュニケーションをとる時の参考にしてみてください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る