家猫と外飼い猫と野良猫の寿命の違い!家猫はストレスが溜まらないの?

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家猫と外飼い猫と野良猫の寿命の違い!家猫はストレスが溜まらないの?

家猫と外飼い猫と野良猫の寿命の違いとは?


完全に室内で暮らしている家猫の平均寿命は「15」です。

家で飼っているけど外に自由に出入りしている外飼い猫の平均寿命は「10」です。

野良猫の平均寿命は「3~5」と言われています。

これだけ寿命に大きな違いがあるのは、猫が外で生きていくには過酷で危険なことがたくさんあるからです。


猫が外に出ると危険な理由とは?


事故


野良猫の死因で多いのが「交通事故」です。

猫には車のことが分からないので、交通量が多い場所でも通ろうとしたり、交通量が少なくても猫が突然飛び出すと車は避けることができません。

そして、猫は驚いたり、ヘッドライトの強烈なライト(光)を浴びると「止まってしまう」という習性があります。

この習性によって車に轢かれてしまう猫が後を絶たないのです。


伝染病などの病気


都市部で暮らす野良猫の約8割は「猫エイズ」にかかっていると言われています。

「猫エイズ」というのは「猫免疫不全ウイルス感染症」のことで、感染の原因は猫エイズに感染している猫とのケンカによる噛み傷や交尾などです。

猫エイズはすぐに発症することはないですが、様々な条件によってウイルスが活動し始めると免疫力が低下してガンや他の感染症にかかりやすくなります。

そして、猫エイズのような伝染病だけでなく、ノミや寄生虫などに感染している可能性もあります。

※猫エイズは発熱や下痢などの初期症状が出た後に、「無症状の潜伏期間」があって、感染していても寿命まで発症しない猫もいれば、発症して死に至ってしまう場合もあります。


迷子になってしまう


猫は本来、帰巣本能が非常に強いので遠い場所や引っ越したばかりの場所でも帰ってくることができます。

ただ、他の猫に追われたり、交通量の多い場所から逃げたりするうちに帰ることができなくなってしまうことがあります。

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家猫はストレスが溜まらないの?


「猫は自由に外を出歩く方が幸せなのではないだろうか?」とか「ずっと家の中にいるとストレスが溜まらないのだろうか?」と感じる人は少なくないです。

子猫の頃から家の中で暮らしていて、外の世界のことを知らない猫の場合は・・・

外に出れなくてもストレスは溜まらないです。

猫は本来、発情期以外は「縄張り」の中で生活をしています。

家猫にとって家の中は自分の縄張りで、その場所が安全だと認識していればストレスが溜まることはないのです。

家の中が狭かったとしても、運動することができればストレスを感じることはないです。

(運動することでストレスを発散することができます)

反対に、家猫は家から出なければいけない状況になると大きなストレスを感じることがあります。

元々、猫は保守的な動物で環境の変化を嫌います。

引っ越しで全然違う場所で住むことになったり、家具の位置が変わったりすることでストレスを感じたりします。

ただ、一度でも外の世界を経験した外飼い猫や野良猫だった場合は・・・

家の外から出してもらえないと大きなストレスを感じます。

外飼い猫や野良猫の場合は、外の世界に半径50~500mの縄張り「ハイムテリトリー」や他の猫と共有の縄張り「ハンティングテリトリー」というものを持っています。

その縄張りに自由に行くことができないとストレスが溜まって窓の前で鳴き続けたり、ドアが開くのを狙って脱走を試みたりします。

でも、もし今まで住んでいた場所とまったく違う場所で暮らす場合には以前の縄張り意識がリセットされて、家の中を縄張りにすることができます。

引っ越しをして家の中から出さないようにしたり、遠い場所から引き取ってきた場合は、元いた場所とは全然違うの縄張り意識がリセットされて新しい場所(家の中)を縄張りにすることができるのです。


猫が縄張りを持つ理由とは?




猫が大事にしているのは縄張りです。

縄張りの中で安全に暮らすことが猫にとって最もストレスの溜まらない生き方となります。

猫は基本的に物事を安全か危険かで判断しています。

縄張りを持つ理由は「安全な寝場所と安全なトイレを手にれる為」です。

野生の頃から猫は単独で行動する動物なので寝ている時やトイレの時に襲われることが最も危険でした。

なので、安心できる場所(縄張り)が必要だったのです。

家の中が最も安全な縄張りだと認識すれば、わざわざ危険をおかしてまで外の世界に出ようとは思わないです。

基本的に、猫は冒険することよりも安全な生活を求める動物なので。


さいごに


猫の寿命は、20年くらい前と比べて飛躍的に伸びています。

以前は10年も生きられない猫が多かったのに、今では20歳を超えた猫も珍しいものでは無くなってきています。

寿命が延びた理由は、それまで人間の食事で余ったものを食べさせていたのが総合栄養食のキャットフードに変わり、動物病院が増えたことでいつでも診てもらえるようになったからです。

そして、長生きできるようになった一番の理由は「外に出なくなったから」です。

外に出ないことで病気やケガ、事故などのあらゆる危険が無くなり安全に暮らすことができるようになったからです。

自由気ままに外を歩いている猫の多くは常に危険と隣り合わせな生活をしています。

人の生活の感覚で考えると、外に出れない猫は不自由で可哀相に思えるかもしれませんが、家猫にとって家の中だけで暮らすことが実際は安全で長生きできる最も良い方法なのです。


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